書評.

江島です。今回も過去にハヤブクで紹介した本を。

脳神経外科医として長年数多くの患者と接してきた著者が、日々の習慣と脳(能力)との相関関係をわかりやすい事例を挙げながら説明している本です。

ボケ防止などにも言及されているのですが、まだそのあたりの心配をする年齢ではないので個人的には下記に挙げたような仕事関連の内容がとても役に立っています。

  • 思考系だけではなく運動系など脳の複数の機能を使うのが良い
  • 時間の制約が脳の回転数を上げる
  • 睡眠中の脳の働きを上手く使う
  • 雑用は脳の基礎能力を鍛える
  • テレビやモニタなど平面を見るばかりでは脳が衰える

テーマは「習慣」なだけに、読んで終わりではなく自分の求めるものに関して「習慣化」してこそこの本の意味があると思います。とはいえ習慣化というのは難しいものなので、時間をあけて定期的にこの本を読み直すことでチェックをしています。

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